Moon & Sunrise

あおいそらはいつもおなじで こどくなふしぎさね

かなしみもさびしさもすべて かくしているみたい

すれちがうたびにそういつか こんなわたしもまた

ひとつのおもいでをこころに きざみこんだみたい

やさしいえがえお わらいあうあのふたりのしあわせにも

もうさいごのひがきえるころ

かぜがふいて まちはきょうもひとなみあふれる

きみのこえがすこし はなれてゆく

そらはたかく きみのこころみたいに とおくて

涙だけが わたしのそばにいる

そうわすれないよ きみを

しろいくもはいつもきまぐれ じだいときみのよう

よろこびもぬくもりもいつか かたちをかえてゆく

あのころみてたえいがさえも りばいばるにかわり

おさなかったしょうねんたちの いまはもうわからない

ひとはいくつの おもいでをつくるのだろう でもいえる

きみとあえてよかったほんと

つきがてらす よるがあける たいようがかがやく

そんなふうにわたし わすれてゆく

うそでもねえ ほほえむことはすてきなことね

涙だけが すなおにないている

またあえば わらえるように

かぜがふいて まちはきょうもひとなみあふれる

きみのこえがすこし はなれてゆく

つきがてらす よるがあける たいようがかがやく

そんなふうにわたし わすれてゆく

うそでもねえ ほほえむことはすてきなことね

涙だけが すなおにないている

またあえば わらえるように